誕生日・・・
たとえ貴方と毎日会っていたって

今日、貴方に会えることがとっても幸せに感じるんだから。


ガラス玉の指輪



「今日が何の日かわかる人〜!?!?」

この空間には私と貴方しかいないのに、貴方は何故答えてくれないんだろう・・・

「あっれぇ???もしかしてもしかすると・・・・・・・・忘れちゃってるとか???」

そんなことになったら許さない・・・怒りの鉄建で成敗してやるわ

「回答時間残り5秒  4   3   2   1   0!!で、答えは??」


・・・・・・・・・・・
しばし無言

あ゛〜もう。ホントに?真剣に考えてます??

せっかくの私の誕生日なのに私から誘った上に、何で今日なのかもわかってないのかこの人は・・・
あぁ、哀れ、我が生誕17周年の祝い

覚えてなくても、これだけ言ったら気付け、このやろう

「ぁ!・・・」

回答がそれか?ぇ?それなのか。
「ぁ!・・・・」の後は??


「俺さぁ、小さい時から不思議なもの見ると、それをただずっと見てる癖あるんだぁ」

「へぇ。それは今の状況からいくと 私が不思議なものってことですねぇ」

今の状況・・・視線をひしひしと感じるんですけど・・・ つまり私はただひたすら騒いでる変な人だったんですね。
あぁ、そうですか。どうせ変な奴ですよぉだ。


「ぃゃぃゃ、今の状況とか関係なくて、ただ単に俺の話。」

もし、この返事で「う〜ん・・・君っておかしな人だよねぇ」とか言われたら私はもう帰ってたな
でも、返事は貴方のことで、 きっと貴方はこれから何かを話してくれようとしてる

今まで言ってくれなかった何かを・・・


「でさ、一時期、ビー玉にはまったんだよ。ビー玉ってさぁ・・・」

え・・・こんなところで私、ビー玉について語られないといけないんですか?!

「もともとはラムネのビンの中に入ってたガラス球なんだ。
その中で基準適合品をA玉、基準非適合品をB玉ってわけて、 そこからビー玉って言うようになったってわけ。 だから、『ビー玉』って不良品のことなんだ。」


ふぅん。そうなんだ・・・って全然言おうとしていることの主旨が 見えてこないんですけど!!まさかこのまま『ビー玉』について語るだけ?!


「って、こんなこと話すためにビー玉を話題にしたんじゃないんだ」

・・・・よかったよかった。

「今、ビー玉って言ってもガラスの中にいろんな模様が入ってるよね」

「うん。入ってるね。きれいな模様とかあるし」

「うん。俺は、小さい時その中の模様に触りたかったわけよ。」

「ぇ?無理でしょ?触れたの??」

「触れなかった・・・って言うか、触らなかった。」

「何で??」

「ビー玉は俺の大切なものだったから。」
「大切なものだったからこそ中まで踏み込まずに、外から眺めて満足してたんだ」

「へぇ・・・私には解らないけど・・・。」

「うん・・・。解らないだろうね。だって、俺とは違うタイプの人だし」
・・・・確かに・・・私は大切なものがあればその内側まで知ろうとして壊してしまうタイプだから。

・・・・・・・・・



「・・・・・誕生日おめでとう」
「ぇ?何?何て言った??」

「一回で聞けよ・・・誕生日おめでとうって言ったんだ」

なぁんだ・・・覚えてたんだ。じゃぁ、何のために今まで私は飽きれてたのよ。

「で、誕生日プレゼントなんだけど・・・」 そう言って彼が渡してくれたのは、きれいな模様の入ったガラス球の指輪だった




T K
何か、中途半端でゴメンナサイ!!!
深夜だったんでかなりおかしくなってました。
でも、これはこれでいいかなぁと思ってたりします
まぁ、伝わってるかどうか解りませんが、これは
「俺、お前のこと大切に思ってるんだよ」
って言うのが、詰まってるわけでして。
あぁ・・・解りにくいですよネェ。
これからはマシなものを書けるように切磋琢磨していきたいです、ハイ。


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